カーナビの「盗難防止機能」が近年やたらと進化している理由

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GPSや5G技術の進化により、カーナビの車両盗難防止機能は格段に向上した。リアルタイム追跡や遠隔操作で盗難リスクを低減し、AI導入でさらなる進化が期待される。2023年調査では、約24%が被害を経験し、対策が進められている。

カーナビの防犯機能が進化

カーナビ(画像:写真AC)
カーナビ(画像:写真AC)

 近年、カーナビの車両盗難防止機能が著しく進化している。その原因は、近年カーナビ盗難数の増加が深く関わっている。

 2023年3月にウェブクルーがおこなったアンケート調査によると、

・車両盗難
・車上ねらい(車上荒らし)
・部品ねらい
・いたずら

など何らかの被害に遭ったことはあると回答した人は、全体のおよそ24%にのぼった。

 また、「車上荒らしなどの対策をしているか」という質問に対し、約4割が対策済みと回答。具体例としては、

・ドライブレコーダーを設置
・イモビライザーの使用

などが挙げられた。

 そんななか、近年ではカーナビ本体に車両盗難防止機能が備わっており、防犯機能が向上しているのだ。そこで本稿では、カーナビにおける車両盗難防止機能について詳しく掘り下げていく。

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