多くのライダーが「ロングツーリング」の虜になる決定的要因
なぜ多くのライダーがロングツーリングのとりことなるのか。本稿では、その理由をひもといていこう。
ひとりでも多彩な楽しみ

ツーリングに関していえば、こんな興味深い結果も。
前述したマイナビの「ツーリング実態調査」のなかで、 「1日の走行距離」を質問したところ、最も多かったのは「51~100km以内」(44.5%)だった。これは、高速のみならず、“ストップアンドゴー”を繰り返しながら一般道を使う
「下道ツーリング」
も含まれており、これらを考慮しても、短い距離でもバイクに乗ることで得られる特有の快感があることを示唆している。
もちろん、長距離ツーリングに魅力を感じる人も多く、その醍醐味について、同調査の回答者からは、
「知らない景色を楽しめる事」
「長い直線を走っているときに感じるゆったり感です。風の中を走る、車にはない感覚が大好きです」
「有名なグルメ巡りをしたり、雄大な景色を見に行ったり、感動を味わうことができるのが醍醐味です」
「普段通勤やちょっとした買い物に使うので、ライディングを堪能する時間を取れていないから時間を気にせず好きな好きな時間で好きなバイクに乗れる長距離ツーリングは最高だと思います」
「長距離ツーリングが終わった後の『やりきった!』という充実感が最高ですね」
「最大の醍醐味は道行く人との出会いや突発的なアクシデントです」
などのコメントが寄せられていた。
複数人でツーリングをすれば仲間との時間を楽しめるが、ひとりであっても
・景色
・爽快感
・グルメ
・解放感
・達成感
・出会い
などが得られるため、ツーリングやロングツーリングはそういった意味でも楽しみ方が無限大にあるといえる。