座面が50cm高くなる!「起立機能」付き車いす開発へ LIFEHUBが1.6億円の資金調達

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LIFEHUBは1億6000万円の資金調達を実施。同社は次世代型の電動車椅子を2023年12月にも発売する予定としている。

2023年12月の発売目指す

次世代型電動車椅子「TRANSELLA(トランセラ、仮称)」(画像:LIFEHUB)
次世代型電動車椅子「TRANSELLA(トランセラ、仮称)」(画像:LIFEHUB)

 LIFEHUBは2022年8月23日(火)、既存株主であるインキュベイトファンドに対する第三者割当増資により1億6000万円の資金調達を実施したと発表した。併せて、ナノバンクを新規株主として迎え入れた。

 今回の調達資金は、2023年12月の発売開始を目指している次世代椅子型モビリティ製品の開発および広報活動に活用する予定という。

 二輪起立構造を実装した次世代型電動車椅子「TRANSELLA(トランセラ)」(仮称)のリリースを目指している。TRANSELLAは、ユーザーが車いすに搭乗した状態で「歩く、立ち上がる、乗り越える」といった動作を可能にするという。

 車椅子に乗ったままの状態で座面が50cmほど高くなる起立機能により、カウンターでの会計時や高いところにあるものを取りたいときなどにも重宝する。

 また、半径50cmの小回り機能により、自宅や学校、職場、外出先などでの狭小スペースでも利用しやすい。その場で360度自由に方向転換できる機能の搭載も目指しているという。

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