海底6000mでも壊れない! 飛行機の「ブラックボックス」はなぜあんなに頑丈なのか

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ブラックボックスは飛行機事故の原因解明に不可欠な装置で、衝撃3400G、火災1100度、水深6000mに耐える設計が施されている。リアルタイムでのデータ送信や記録容量の増加により、事故発生時の迅速な対応とデータ保護が可能になっている。最新技術の進歩により、安全性の向上が期待されている。

6000mの水圧に耐える設計

フライトデータレコーダーについて(画像:海上保安庁)
フライトデータレコーダーについて(画像:海上保安庁)

 ブラックボックスは、どんな事故環境でも「記録を残す」ために非常に高い耐久性を持つように設計されている。

 飛行機事故の際に発生する強い衝撃にも耐えられるよう、頑丈な外殻が使われ、衝撃吸収材も内蔵。この外殻は、

「最大3400G」

の衝撃に耐えることができるため、事故発生時の猛烈な衝撃からもデータを守ることができる。

 さらに、事故発生時の火災も考慮されており、セ氏1100度の高温に30分間耐える設計となっている。また、海上での墜落も想定して、水中でもデータを保護できるように、

「深さ6000m」

までの水圧にも耐えられる。

 このように、ブラックボックスは衝撃、火災、そして水圧に対する耐性が非常に高く、極限の条件下でもデータを保護するように設計されている。

 航空記録や通信記録を守るブラックボックスは、現在では日本国内だけでなく、全世界の一定以上の座席を持つ飛行機に搭載が義務付けられているほど、重要な存在となっている。

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