ディーラーvsカー用品店 クルマのメンテはどちらで行うべき? 両者は今後、共存できるのか

キーワード :
,
ディーラーとカー用品店の役割分担が変化し、業務効率化の影響で事前予約が推奨されるなど、新たなすみ分けが進行している。

新時代のディーラー戦略

カー用品店のイメージ(画像:写真AC)
カー用品店のイメージ(画像:写真AC)

 ただ、ディーラーは、必ずしも社外品の取り付けを快く引き受けてくれるわけではない。

 ディーラーに併設されているサービス工場は、国から認証や指定を受けているので、国が定めた安全基準をクリアした車両しか整備できない。そのため、カー用品店やECサイトで買ったパーツを取り付けることで、その車両が

「安全基準を満たさなくなる」

場合は、当然ながら入庫を拒否される。大手カー用品店で販売されている社外品のほとんどは、保安基準に適合しているので問題ないが(車検対応)、ECサイトには怪しげな商品も売っているところもある。

 ディーラーで取り付けを依頼する際は、グレーゾーン商品だと最初から断られることもある。もちろん、多くのカー用品店は国の認証や指定を受けているので、こちらも断られる。かつては、

・ディーラー:クルマを買う場所
・カー用品店:社外品を買う場所、あるいはちょっとした整備を依頼する場所

という明確なすみ分けがあった。しかし、その意味合いが徐々に変化している。現在では
・ディーラー:クルマを買い、整備を受けたり、社外品も取り付けたりできる場所
・カー用品店:社外品を見て触れて、体験して、買える場所

となっている。カー用品店も、ライフスタイルに密着した商品ラインアップで付加価値を提供している。今後もこのすみ分けから目が離せない。

全てのコメントを見る