災害時にクルマを「無償貸し出し」 被災者支援へ、JAFなどクラファン開始

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日本カーシェアリング協会が、災害時に寄付車を一定期間無償で貸し出す活動のためのクラウドファンディングを実施している。目標額は300万円。

目標額は300万円

車の無償貸し出しのイメージ(画像:日本カーシェアリング協会)
車の無償貸し出しのイメージ(画像:日本カーシェアリング協会)

 宮城県石巻市を拠点にする日本カーシェアリング協会(JCSA)は、災害時に寄付車を一定期間無償で貸し出し、被災者の生活再建を後押しする活動のためのクラウドファンディングを実施している。

 日本自動車連盟(JAF)とともに、2022年9月8日(木)まで支援を募っている。目標額は300万円。寄付金の用途は、

・災害支援活動で活用する寄付車の維持管理費
・被災地まで車を運ぶ運送費

に充てられる。

 同協会は、2011(平成23)年の東日本大震災をきっかけに活動を開始した。

 自然災害があるたび被災地では車不足に陥る。それを解消するため協会は車の寄付を募り、集まった車を被災地で無償貸し出しする支援を行っている。貸し出し車両は全て寄付で提供されたものという。

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