大型トラックの側面にある「ランプ」の役割、知ってる? ただ光ってるワケじゃないんです

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大型トラックの車体にはさまざまなライトが装備されており、夜間走行時に点灯する。そのなかでも、トラックの側面にあるライトは「マーカーランプ」と呼ばれ、主にふたつの役割を果たしている。

マーカーランプの役割

側面にマーカーランプがついているトラック(画像:写真AC)
側面にマーカーランプがついているトラック(画像:写真AC)

 大型トラックの車体にはさまざまなライトが取り付けられており、夜間走行時には電飾が施される。そのなかでも、車体側面のライトは「マーカーランプ」と呼ばれ、主にふたつの役割を担っている。

 ひとつは「サイドマーカーランプ」で、機能的な側方灯としての役割。もうひとつは、イルミネーション効果を狙ったファッションとしての役割だ。

 側方灯として使用する場合は保安基準の対象となり、基準を満たしていないと車検に通らない。ヘッドライトやテールランプほど必要ではないが、あるのとないのとでは夜間走行に差が出る。

 一方、ファッションとして装着する場合は「その他の灯火」として扱われ、こちらにも基準がある。では、それぞれどのような基準があるのだろうか。

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