「死角から近づいてくる車」を見抜けるってマジ? ヒヤリハット19%減! 見通しの悪い交差点で何が起きているのか

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交差点の死角を補い、ヒヤリハットを18.9%減少させた「ITSスマートポール」。5G基地局や防災機能を備えた街のインフラは、いまや自動運転レベル4支援の「要」へと進化を遂げつつある。事故防止から都市通信、路車協調までを1本で担う共用インフラが、モビリティと都市の未来を劇的に変える。

交差点の死角を補うスマートポール

ITSスマートポールの運用イメージ図(画像:豊田通商)
ITSスマートポールの運用イメージ図(画像:豊田通商)

 見通しの悪い交差点では、ドライバーや歩行者が目視だけで周囲の状況を把握するのは難しく、死角から近づく車両との出会い頭の事故も起きやすい。こうした課題に対応するため、道路側から周囲の状況を検知し、通行者に注意を促す仕組みとして注目されているのが「ITSスマートポール」だ。

 スマートポールは、通信機器やセンサー、LED表示板などを1本の柱に集約した道路インフラを指す。中でも交通安全や自動運転の支援に特化したタイプは、交差点周辺の車両や歩行者をセンサーで検知し、LED表示板などを通じて危険を知らせる機能を備える。

 従来のカーブミラーや道路標識は、通行者が自ら目で見て状況を確認する必要があった。一方、ITSスマートポールは、死角にいる車両などの存在を自動で知らせる。ドライバーや歩行者に減速や停止を促し、出会い頭の事故リスクを減らす仕組みだ。

 また、センサー部や通信部、LED表示部などを独立させたモジュール構成も特徴のひとつ。用途や設置場所に応じて機器を選べるため、初期費用や維持費を抑えやすく、設置後に機能を段階的に追加することも容易になる。各国の通信規格に対応することで海外展開も進めやすく、費用面と技術面の両方で利点がある。

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