自動車教習所に「公認校」「非公認校」が存在する理由! 料金、期間、試験免除…損しないために知っておくべきこととは?

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普通自動車第一種免許取得のためには、適性検査や技能試験、学科試験を経て合格しなければならない。2024年のデータによると、受験者158万人のうち73.6%が合格。教習所には、公認校と非公認校の選択肢があり、それぞれに費用や期間の差がある。自分に最適な教習所を選ぶことが、安全運転者となるための第一歩だ。

非公認校の料金優位と試験の違い

自動車教習所(画像:写真AC)
自動車教習所(画像:写真AC)

 全国指定自動車教習所協会連合(東京都千代田区)によると、公認校である指定自動車教習所は、自動車運転教育を行っている施設のうち、次の基準を満たすものとされている。

・人的基準:資格を持った指導員や検定員の配置
・物的基準:広いコース、適切な作り方、学科教室の設置
・運営基準:教育カリキュラムやその他の教習内容

これらはすべて道路交通法令の定める基準に適合し、公安委員会から指定を受けた自動車教習所に該当する。

 また、法令上の知識に加え、自動車を安全に運転するための基本的な操作から、道路での応用操作、危険予測に至るまでの一貫した教育が行われている。卒業者には技能試験免除があり、仮免許取得に必要な試験や検定も教習所で受けることができる。これにより、初めて普通免許を取得する場合でも、スムーズに免許取得が可能だ。

 一方で、届出自動車教習所と指定外自動車教習所という非公認校には、どのような特徴があるのだろうか。

 これらの教習所は、指定自動車教習所よりも比較的料金が安いというメリットがあるが、試験の免除などの特典はない。そのため、仮免許学科試験、仮免許実技試験、本免許実技試験は、在学中でも運転免許試験場に出向いて受ける必要がある。

 次に、届出自動車教習所と指定外自動車教習所の違いについて。届出自動車教習所は、公安委員会から指導や助言を受けるものの、カリキュラムに厳密に従う必要はなく、独自の内容で教習を行うことができる。受講者は自分のペースで学科や技能を習得し、すぐに試験に臨むことができるという特徴がある。

 一方、指定外自動車教習所は、公安委員会からの指導や助言を受けず、個別にカリキュラムを組むことができる。また、学科教習がないところも多く、運転練習が中心となる。そのため、運転技量に応じて短期間で教習を終えることができるのが特徴だ。

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