国鉄解体 自民党「1986年意見広告」を問うの記事一覧
1986年、自民党は全国紙に意見広告を出した。国鉄分割・民営化後の懸案事項に関して不利益がないことを「公約」したものだった。公約は「全国画一からローカル優先のサービスに徹します」「明るく、親切な窓口に変身します」「楽しい旅行をつぎつぎと企画します」「会社間をまたがっても乗りかえもなく、不便になりません。運賃も高くなりません」「ブルートレインなど長距離列車もなくなりません」「ローカル線(特定地方交通線以外)もなくなりません」の六つ。これらの約束は守られたのだろうか。本連載では、ひとつひとつ検証していきたい。