脱炭素モビリティ分野に精通する採用・転職支援サービス「Beluga Career」に聞く、これからの企業が求める人材とは〈PR〉
カーボンニュートラルの時代にモビリティ業界はどう変化を遂げるのか?
地球温暖化対策に関連する仕事は今後も持続的に成長が見込まれる分野ではあるが、なかでも電気自動車(以下、EV)を中心としたモビリティにおける脱炭素の分野は、日本のみならず世界が足並みをそろえて注力している「地球規模の事業」と言える。
そんな中、本稿では、業界の動向をいち早く捉え、脱炭素モビリティに専門特化した採用支援チームを発足した、Leaf Ring株式会社の動向に迫る。
東京都港区にあるLeaf Ring株式会社では、地球温暖化対策分野の雇用拡大を推進するための取り組みとして、日本で初めてとなる地球温暖化対策分野に特化した採用・転職支援サービス「Beluga Career(ベルーガキャリア)」を提供している。
同社ではサービス開始当初、太陽光発電所や風力発電所など再生可能エネルギー領域に特化し、電気主任技術者や電気工事士等の電気系希少資格保有者の転職支援を中心に事業拡大を行った経緯がある。
その後、支援実績や登録者数を堅調に伸ばし、対象とする業種・職種も多岐にわたってきたことから、省エネルギーをはじめとしたエネルギー分野へと支援領域を拡大していった。
そんな中、EV完成車やその関連領域(EV充電インフラ整備や、蓄電池、モーターを中心としたEV関連部品)における脱炭素化の機運をいち早く察知し、既存の事業領域を生かした採用支援強化を推進していくようだ。
具体的には、EV完成車メーカー、充電インフラ整備事業者、部品メーカー(日系大手、外資系、スタートアップ企業)、重機/重電メーカー、各販売会社など支援領域は多岐にわたる。
また、Beluga Careerに登録している求職者の主な職種としては以下のような職種が並ぶ。
今回は、そんなBeluga Career事業の脱炭素モビリティ部門の責任者を務める金澤磨呂氏にお話を伺っていき、最新の業界動向や採用支援にかける意気込みなどに迫る。
(インタビュー:深田昌之)
Beluga Careerが特に注力する脱炭素モビリティ領域とは?
前職の経験からも自動車業界の動向に精通している金澤氏。
「直近は外資やスタートアップを含めたモビリティ関連企業からのお問い合わせが増えていることに加え、大手自動車メーカーの担当者とお話する中でもEV化、脱炭素化の動きが顕著になっていることを感じます」と語る。
こうした企業や業界全体の動向を踏まえ、Beluga Careerとしては注力領域を選定しながら事業拡大を推進する方針のようだ。
「『モビリティの脱炭素分野』と一言で言っても幅は広いのですが、Beluga Careerとしては、特に3つの業種に注力し、その分野に力を入れていきます」と金澤氏は話す。
「まずは業界の動向や弊社の得意領域を踏まえ、弊社としてしっかり地盤を築いていける領域に注力していく方針です。一方で、将来的に支援の幅を拡大していくためにも、早期から多くの企業さまに関心を持っていただきたいと考えています」(金澤氏)
モビリティ領域の脱炭素化に対し、Beluga Careerとして長い期間をかけて全面的に向き合っていくという意欲的な姿勢が感じられた。
それではここから、具体的な業種を紹介していこう。
まずひとつ目は、EVを充電するための充電インフラ整備に関わる事業だ。
2023年現在、政府によるEV導入促進や、各自動車メーカーによるEVラインアップの拡充などにより、日本国内におけるEV導入は加速的に進んでいる。それに伴い、EVを充電するための充電インフラ整備が急務となり、充電速度(低速/高速)、設置場所をはじめとしたインフラ整備事業の戦略をさまざまな企業が検討し推進している状況がある。
現時点で、充電インフラの数としてはおよそ3万基が整備されているが、直近政府から「2030年までにその数を30万口まで増やす」という趣旨の新指針が示された。残り7年間ということを鑑みると、素人目にもこの領域における人材需要は急激に高まっていくことが想像できる。
「こうした中で求められてくるのは、充電設備の拡充を推進する事業開発や営業を行う人材、充電インフラを作るための設計・開発を行う技術者、さらに筐体の設置とメンテナンスを行うエンジニア職などさまざまです。Beluga Careerではこれら分野の支援には特に強みがあり、ご紹介の実績も多数あります」(金澤氏)