スズキ初のEVが日本の「EV戦略」を変える? インド発eビターラ、トヨタ協業と1.2兆円投資の勝算とは
スズキ初のEV「eビターラ」が、年400万台体制のインド生産網を背景にグローバル市場へ進出する。航続500km超、LFP採用、価格は500万円台。トヨタとの共同開発により、部材供給や市場戦略を最適化。新興国発EVが示す“産業戦略単位”としての可能性に迫る。
コスト効率で切り拓く市場

スズキによるeビターラの投入は、同社にとってEV市場参入の第一歩であると同時に、インド市場を軸としたEV戦略においても重要なスタートとなる。
トヨタにとっても、スズキとの連携によって実現したコスト効率やEV市場でのシェア拡大の鍵を握るモデルとして、今後の拡張性が期待される。
インド市場を基盤に、両社の共同開発車が世界戦略へと発展する契機になるだろう。
EV市場の競争激化が予想されるなか、技術の進展とともに、インド発の事業構造がどのような最適化を生み出すかが注目される。