強風時の「車ドア事故」が急増する理由──時速140kmの猛烈な風が引き起こす横転、JAF実験が示す開閉不能の危機とは

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台風の年間発生数は26個と平年並みであるが、最大瞬間風速50m/s超の猛烈な風は車両事故のリスクを高める。実験では風速20m/s以上で子どもはドアの開閉が困難となり、強風下でのドア操作は重大な事故につながる可能性が高い。駐車場でのドア開閉事故は全体の約49%を占め、日常的な注意が不可欠だ。安全確認を徹底し、特に狭い駐車場や大型車では慎重な対応が求められる。

安全なドアの開閉をするためにすべきこと

両手でドアを押さえ一気にドアが開かないようにしている男性(画像:JAF)
両手でドアを押さえ一気にドアが開かないようにしている男性(画像:JAF)

 クルマのドア開閉は、強風時だけでなく普段から危険をともなう。そのため、日頃から注意を払うことが重要だ。

 運転時には「だろう運転」ではなく「かもしれない運転」が求められる。ドアの開閉時にも同様の心構えが必要だろう。こうした慎重さがあれば、強風でドアが急に開くのを防げる。隣の車にぶつけたり、歩行者に接触するリスクを減らせるはずだ。

 商業施設やレジャー施設の駐車場では、隣車との間隔が狭い場合がある。そのため、一気にドアを開けるのではなく、周囲を確認しながら徐々に開けることが望ましい。強風時はドアをしっかり押さえ、少しずつ開ける工夫も必要だ。小さな子どもの場合は、大人が代わって開閉することも有効である。

 また、駐車場によっては駐車枠が極端に狭いケースもある。ファミリーカーなど大型車は、より慎重な対応が求められる。収容台数確保のための工夫かもしれないが、ドア開閉時の事故やトラブルを減らすには、駐車枠の拡大が望ましい。

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