「日産終わった」「プライド高すぎ」 そんなバッシングをする前に、自動車ファンで「日産の可能性」を考えてみないか?
日産とホンダの経営統合協議が破談し、批判が相次いでいる。2024年4~9月期の純利益は9割減、北米・中国市場での苦戦、EV戦略の遅れなど、日産の経営環境は厳しい。だが、バッシングを続けるだけで何が変わるのか。商品力低下、過剰生産、技術開発の遅れ――この3つの課題をどう克服するかが、日産再生の鍵となる。今こそ「日産らしさ」を再定義し、成長戦略を描く時ではないか。
批判より提案が未来を変える時代

企業経営は、消費者やファンの声に大きく左右される。もし日産のファンが単なる批判に終始せず、「こんな日産を見たい」という具体的なアイデアを発信すれば、企業の方向性が変わる可能性は十分にある。
SNSやコミュニティを活用し、「日産に期待すること」を積極的に発信し、それを経営陣に届ける努力こそが、自動車ファンにとって最も建設的な行動ではないだろうか。
日産の真の復活は、ただ批判するのではなく、「どうすればよいのか」を考え、行動に移す力にかかっている。自動車は日本が世界に誇る基幹産業だ。ただバッシングを続けるだけで、一体何が変わるというのか?