大衆ラーメンから高級天ぷらまで! 「カウンター形式の料理店」が日本文化に深く根付いた根本理由

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大衆的なラーメン店から、ミシュランで星を取るような天ぷらの店まで、我々の生活の中に溶け込んでいるカウンター形式の料理店。日本においてカウンター形式の料理店が発展した背景には、自転車の国産化があった。

自転車生産と換気扇

ボールベアリング(画像:イラストAC)
ボールベアリング(画像:イラストAC)

 換気扇のコアとなる部品が、回転の摩擦を減らすボールベアリング。このボールベアリング、もともとは

「自転車の車軸受け」

のために発明された部品だ。

 明治時代の自転車は、主に米国や英国から輸入していた。米国は自転車とボールベアリングの生産大国であり、であるがゆえに換気扇の普及も早かったのである。

 日本で自転車およびボールベアリングの国産化が本格化したのは、第1世界大戦時つまり大正時代。戦争によって欧米からの輸入が途絶えたため、部品も含め日本国内で生産する必要が生じたからだ。

 大西正幸『生活家電入門』によると、換気扇の国産化も大正時代末から。ボールベアリングと換気扇の国産化にともない、換気扇を必要とするカウンター料理店も普及していったのである。

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