イスラエル製ドローンを導入すべき? 批判必至の「防衛省」が直面する矛盾、同国に頼るしかない3つの理由

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防衛省はイスラエル製ドローンの導入を進めようとしているが、ガザ侵攻の影響で計画が難航している。国産ドローンには期待できず、性能や実績の面でイスラエル製が最適だ。しかし、今購入すると侵略を支持する形になりかねないため、購入のタイミングを慎重に見極める必要がある。

イスラエル製ドローン導入の壁

小型攻撃用ドローン(画像:エルビット・システムズ)
小型攻撃用ドローン(画像:エルビット・システムズ)

 防衛省はイスラエル製ドローンの導入を進めようとしている。2025年度の概算要求では攻撃型を含む小型ドローンに90億円程度(主要事項情報収集IIIより)を費やすとしている。具体的な器材は同国製と目されている。

 しかし、その導入は困難となった。イスラエルが

「ガザ侵攻」

を始めた結果である。その是認につながる兵器購入は難しくなった。

 この問題はどのように解決すればよいか。

 ガザ停戦まで待つべきである。今は買うべき時期ではなく、急いで買う必要もなく、いつでも買える兵器だからである。

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