私流の楽しみ方! 新船「あおい号」で海旅を満喫する方法とは?

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フリーライターのスズキナオ氏が、新船「あおい」の魅力をリポートする。手軽な価格で楽しめるうえ、有料スペースや名物うどんも充実している。ジャンボフェリーの進化を存分に味わえる内容だ。

新船の豪華設備に驚き

船内のロビーやベンチなどはどれもデザイン性が高く、見ているだけで楽しい(画像:スズキナオ)
船内のロビーやベンチなどはどれもデザイン性が高く、見ているだけで楽しい(画像:スズキナオ)

「ジャンボフェリーの新しい船に乗ってみたいな」とずっと思っていた私だったが、なかなか長旅に出られなかったコロナ禍を経て、その願いが2024年7月にようやくかなうことになった。香川県・高松に用事があって旅に出た帰り、あおいに乗って神戸港まで向かうことになったのだ。

 胸の高鳴りを感じながら乗船してみると、当たり前だが、とにかく内装がきれいで驚いた。新しいからきれいだというだけでなく、小豆島の観光スポットである「中山の千枚田」をイメージしたというエントランスロビーや、同じく小豆島の伝統産業である醤油づくりの木樽をイメージした3階ロビーのデザインが凝っていて、おしゃれな雰囲気なのだ。

「これはすごい!」

と歩き回ってみると、子どもが遊べるスペースがあったり、別途料金が必要だが、ペットを連れて入れるスペースがあったり、自転車を折り畳まずに運び込めるサイクルピットがあったりと、これまでの船にはない新しい試みを随所に感じた。

 当日は残念ながら荒天のため入ることができなかったが、屋上デッキには芝生スペースもあるとか。

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