カーナビの落とし穴? 表示される「到着時間」が信用できません、どう対処すればよいのでしょうか
ドライブ中、目的地までのルート案内や到着時間の把握に欠かせないナビだが、渋滞や天候によって予定時間が急変することもある。適切な対策で時間を短縮し、快適なドライブを実現しよう。
突然変わる到着時間の謎
運転中にナビを使うことが、今では非常に一般的になっている。ナビは、車を運転しながら目的地までのルートを案内してくれるツールで、1990年代後半から普及し始め、今ではほとんどの車に搭載されている。
筆者(ズバリ英朗、道路ライター)も、行き慣れた場所や初めて行く観光スポットでも、ほとんどのケースでナビに目的地をセットして運転している。これは、目的地までのルート案内が欲しいのと同時に、
「到着時間の目安」
を知りながら運転したいからだ。ナビは、目的地をセットすると
・距離
・所要時間
を表示してくれる。これによってスケジュールを組み立てやすくなり、運転中に今後の予定を考える際にも役立つので非常にありがたい。
しかし、運転中に到着時間の目安が突然前後することがある。時間が前倒しになるのは問題ないが、大幅に遅れる場合はため息をついてしまうことも多い。
今回はその理由を探り、その対策を考えてみる。そして、今後のナビシステムがどのように進化すべきかについても“ズバリ”論じてみたい。