大井川鐵道の素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない【リレー連載】偏愛の小部屋(11)

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大井川鐵道は、昭和の名車やSL、旧型客車などが走るノスタルジーあふれる鉄道だ。アプト式鉄道の急勾配区間や勾配90パーミルを体験でき、スタッフの温かいサービスも魅力だ。現代とは異なる旅を楽しみ、日本の原点を感じることができる。

昭和の風情が息づく車両

大井川鐵道の普通電車(画像:写真AC)
大井川鐵道の普通電車(画像:写真AC)

 静岡駅から東海道本線を西に30分ほど行ったところに、金谷駅(静岡県島田市)がある。その上りホームの静岡寄りは、東海道本線とはまた違った雰囲気がある。

 昔ながらの、どこか懐かしい1、2両の列車がたまにやってくる。昭和を感じさせる車両がたまらない。どのような風景を楽しめるのか、ワクワクさせてくれる。それが大井川鐵道だ。

 筆者(北條慶太、交通経済ライター)はその魅力に引かれて、すでに30回以上訪れている。今回は、そんな大井川鐵道の「やばい!」ポイントを四つお伝えしよう。

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