5月デビューの三田線「6500形」 初の8両化は「混雑率161%」を打破できるか

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都営三田線の新型車両6500形が5月にデビューする。定員は1172人となり、混雑緩和や輸送力増強に大きく貢献する。同線の混雑率は緩和されるか。

三田線の混雑率は緩和されるか

6500形の外観(画像:東京都交通局)
6500形の外観(画像:東京都交通局)

 6500形のデビュー後の運行スケジュールは未定だが、平日朝ラッシュ時の20本中、8本を6500形、12本を6両編成列車で運行し、輸送人員も2019年度の2万7118人、2020年度の2万1726人だったと仮定しよう。

 輸送人員が2019年度と同じなら混雑率は推定137%で、2020年度と同じなら推定110%に緩和される。

 さらに全列車が8両編成の場合、前者は推定115%、後者は推定107%に緩和される。今後、東急電鉄は目黒線車両が8両編成に統一されるため、混雑緩和が進むと考えられる。

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