西武池袋線「改鋏ラリー」で探る、都市と自然の交差点! 「開業100周年」を迎えた各駅の今を巡る

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改鋏ラリーとは、西武池袋線の特定の駅で開催されたイベント。乗客が対象駅を訪れ、特定の記念切符に鋏を入れてもらうというものだ。参加するには、記事では、各駅の歴史や周辺の特徴、イベントの詳細などを紹介している。

今後の開催も期待

改札鋏痕収集券と“お土産”のエコバッグ。また今回のようなユニークなイベントの開催に期待したい(画像:若杉優貴)
改札鋏痕収集券と“お土産”のエコバッグ。また今回のようなユニークなイベントの開催に期待したい(画像:若杉優貴)

 西武池袋線は1915年に池袋駅~飯能駅間が開通、間もなく開通110年を迎える路線であるが、改鋏ラリーの対象となった1924(大正13)年開業の4駅のように沿線の開発にともない徐々に駅が増えていったという経緯がある。

 西武鉄道では、2024年末以降も

・富士見台駅(当初は貫井駅)
・大泉学園駅(当初は東大泉駅)
・武蔵藤沢駅

などが近く開業100周年を迎えるほか、2027年には豊島線、新宿線の大部分(旧・村山線の(仮)高田馬場駅~東村山駅間)が開通100周年を迎えるなど、アニバーサリーイヤーがめじろ押しだ。

 今回のような降りたことない駅へのミニトリップへといざなってくれるようなイベントが増えれば、いつもと違う駅を利用するひとつのキッカケにもなるであろう。

 そうして

「知らない駅と街の新たな魅力を知ってもらうこと」

こそが、西武の真の目的であるのかもしれない。今後もユニークなイベントの開催に期待したい。

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