京都駅「改良事業」で混雑緩和 しかし、原案では解決できない問題とは?

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京都市のオーバーツーリズム対策で京都駅改良事業が決定、嵯峨野線と奈良線の直通化が提案され、期待されている。

直通化によるダイヤと時間短縮効果

嵯峨野線・奈良線直通化案 データイム編奈良方面(30分サイクル)(画像:北村幸太郎)
嵯峨野線・奈良線直通化案 データイム編奈良方面(30分サイクル)(画像:北村幸太郎)

 直通化した場合の想定ダイヤを作成し、時間短縮効果を試算した。

 奈良線内のダイヤはほぼ現行通りとした。単線区間解消によりダイヤの自由度が増した嵯峨野線内は、奈良線のダイヤをそのまま延長した形とし、普通列車の半数を嵯峨嵐山折り返しとする代わりに嵯峨嵐山で快速に接続とし、快速を馬堀にも停車とした。

 また、特急列車は2分以内の時刻修正にとどめ、おおむね現行通りとした。

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