小田急が注力 箱根の観光型MaaSの現在地、「EMot」「箱根ナビ」の未来とは
箱根エリアで、2021年10月から観光型MAASが本格的に始動した。従来の「箱根ナビ」を大幅にリニューアルし、さまざまな電子チケットが購入できる。
箱根MaaSの「今後に期待」
箱根MaaSでは電子チケットに関してお得で便利なものが販売されている。
しかし、ニーズやユーザー行動に基づいた経路・プランの提示や宿泊・観光地のキャッシュレス化などは、まだまだ発展途上だ。MaaSの第1歩を歩きはじめたという程度だろう。
箱根ナビやEMotの公式サイトによれば、2022年3月には多言語版の箱根ナビをリニューアルするという。
また、将来的には観光型MaaSの機能を拡充し、「宿泊施設や観光スポットと連携した予約や決済の一元化ができるように推進する」とのことなので、箱根の観光型MaaSの今後に期待したい。