横浜市民が考える「横浜」と、観光客の「横浜」は全くもって別物である

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横浜市民と観光客が抱く横浜のイメージには大きな違いがある。市民は日常生活を重視し観光には無関心で、観光客は有名スポットに集中。市民の38.3%が市内観光をほとんどせず、観光客との接点も少ない。横浜の多様性を誇り、日常生活の魅力を発信する必要がある。

観光地と日常生活

港南台駅(画像:写真AC)
港南台駅(画像:写真AC)

 こうして、横浜は多様な側面を持つ都市として発展してきた。

・港町
・農村
・工業地帯
・ベッドタウン
・下町

など、さまざまな顔を持つ横浜を知る市民と、観光地としての横浜しか知らない市外からの来訪者との間には、イメージに大きな隔たりがある。

 しかし、このギャップは横浜の魅力を損なうものではない。それどころか、横浜のさまざまな側面を知ることで、観光客はより深い体験ができる。港町の風景だけでなく、繁華街の活気や農村の自然など、さまざまな魅力を発見できる。高度経済成長期以降の人口増加により開発された港南台駅周辺の高層住宅群は、今では歴史を感じさせるエリアとなっている。

・JR
・京急
・東急
・相鉄

など、横浜市内を走るさまざまな鉄道が、車窓から見える景色や雰囲気がそれぞれ全く異なることも魅力だと思う。

 結局、横浜市民が知っている「リアルな横浜」と、観光客が抱く「イメージの横浜」とのギャップこそが、横浜という街の深みを示すのだ。横浜を訪れるなら、歴史を感じられる路地裏を散策してみるのも楽しいだろう。

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