青春18きっぷの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない【リレー連載】偏愛の小部屋(1)
青春18きっぷは、1日2410円でJRの普通列車に乗り放題できる。5回分1万2050円で日帰り旅行から長距離の冒険まで、非日常の旅が楽しめる。
途中下車の自由

今の時代、スマートフォンがあるので、いきあたりばったりの旅でも、ハードルは低い。
ちょっと途中下車してみて、イマイチだったら早々に引き上げも、青春18きっぷを使えば追加で料金がかからないからこそ気軽にできる。
注意したいのは、例えば自分が都心に住んでいて、他の地域に行く際は、常に「下る」錯覚を起こしかねないこと。区間によっては、そのエリアの「上り」列車であることもあり、通勤通学の混雑時間帯に遭遇することもある。
そういうときは、グリーン券を追加で買って、自由席に乗ることもできる。グリーン券で疲労を軽減して、現地の街歩きに体力を温存するのもひとつだ。
また大きな駅では有人の改札を探さなければいけないので時間のロスがある場合がある。小さな駅でも、駅員に確認してもらう必要があるので、順番がくるまで時間がかかることがある。ただ切符を見せれば、日付まで見ているのかわからない速度ですぐ通してもらえる。
癖で、普段使っているICカードやモバイルで改札を出ないよう、覚えておく必要もある。しかしそれらの不自由さも非日常である。ぜひ体験してみてほしい。
青春18きっぷの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない。皆さんが感じる“やばさ”があったらぜひ聞かせてほしい。