青春18きっぷの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない【リレー連載】偏愛の小部屋(1)
青春18きっぷは、1日2410円でJRの普通列車に乗り放題できる。5回分1万2050円で日帰り旅行から長距離の冒険まで、非日常の旅が楽しめる。
全国JR路線対応

この切符は5回分1万2050円(2024年6月時点、子どもも同額)で販売されている。切符売り場がある駅、サポートつき指定席券売機設置駅、それらの駅周辺の旅行会社で買うことができる。
1枚に5回分の枠があり、その日の最初の乗車時に日付の入ったスタンプを押してもらう。その後は改札で駅員に見せる仕組みだ。5回分のセットとはいえ、5日連続で使う必要はない。複数人で同時に乗車するのにも使える。
JR全線の快速列車・普通列車・ホームライナーの普通車自由席が基本だが、バス高速輸送システム(BRT)とJR西日本宮島フェリーも利用対象となる。
青春18きっぷでは、特急券を買っても通常は新幹線には乗れないが、別途「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」を買うと、青函トンネルを渡る部分の北海道新幹線に乗れるので、北海道との行き来も可能になる。
JRホテルグループ加盟ホテル(一部を除く)宿泊料金の割引といった特典もあるので、さらにお得な旅にすることもできる。
本稿では、鉄道マニアではない筆者(古宮宗、フリーライター)が、青春18きっぷを 「やばい!」と思った四つのポイントを解説する。