米国人、実は「中国EV」に興味津々! 40歳以下のなんと“8割”が支持、米企業の調査で明らかに バイデン100%輸入関税は効果があるのか

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米国の調査で、中国ブランドのEVが一定程度受け入れられ、購入意欲を示す人も一定数いることが明らかになった。現在、米国では中国ブランドのEVは販売されていないが、仮に販売された場合、一定の台数が見込めるだろう。

米市場に潜む需要

BYD「シーライオン」(画像:iMoD公式)
BYD「シーライオン」(画像:iMoD公式)

 中国の自動車メーカーは、米国隣国でEVの生産体制を整備し、米国市場への参入機会を探っている。中国ブランドのEVが米国市場に参入するのは時間の問題だと認めざるを得ない。

 米国政府が高い輸入関税を課したとしても、低い製造コストで生産する中国自動車メーカーの競争力にかなわないことは明らかだ。

 一例として、比亜迪(BYD)のEVラインアップには

・小型EV「シーガル」
・クーペスポーツタイプ多目的車(SUV)「シーライオン」

があり、価格は1万2000~2万5000ドル(約180万~400万円)を達成している。米国で販売されているEVの平均価格は約6万ドル(約960万円)なので、BYDのEVに100%の輸入関税がかかったとしても、競争力は維持できるだろう。

 いうまでもなく、中国の自動車メーカーはこの調査結果を歓迎している。米国市場に一定の需要があることを知った彼らは、これまで以上に米国市場への進出を加速させるに違いない。

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