率直に聞く あなたはなぜ「クルマ」が好きなのか? パート2

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クルマを運転するのは、たとえ特別な理由がなくても、気が向いたときに好きな音楽を聴きながら好きな道を走れば楽しいし、癒やされるし、嫌な気分も解消される。助手席であれ後部座席であれ、このような感覚を味わったことのある人は、紛れもなく「クルマ好き」であるといいたい。

クルマ好きの共通点

クルマのある風景(画像:写真AC)
クルマのある風景(画像:写真AC)

 筆者(泉圭一郎、自動車業界ウォッチャー)は先日、当媒体に「率直に聞く あなたはなぜ「クルマ」が好きなのか?」(2024年4月22日配信)という記事を書き、ヤフーニュースのコメント欄には多くの反響が寄せられた。そのなかで自他ともに認める「クルマ好き」の共通点がいくつかわかった。

 ひとつは、クルマの「メカニカルな部分」に魅力を感じていることだ。この場合、彼らはクルマだけでなく、オートバイやその他の乗り物全般、さらには機械全般に深い関心を抱いているというものだった。

 これは非常に理解しやすい。メカニカルなものに引かれるというのは、ある意味、多くの少年・少女が経験する通過儀礼だ。そういう少年・少女が大人になると、必然的に自分で運転できるメカニカルなものに親しむようになる。つまり、クルマやバイクにのめり込むのである。

 余談だが、筆者の知人に近い20代の女性は、乗り物としての大型トラックに素朴な興味を募らせ、大型免許を取得できる年齢になると同時に普通免許、そして大型免許を取得した。現在はトラックドライバーをなりわいとしている。

 これは特殊なケースだが、「好きが高じる」ということが人生の決め手となることもあるという一例である。

 ふたつめは、「自由の象徴としてのクルマの存在」である。クルマを買ったことで行動半径が広がり、それに比例して自分の見識も広がったという話はよく聞く。思い立ったらどこへでも自由に行ける。しかし、その行動半径は、徒歩より自転車、自転車よりオートバイ、オートバイより自動車と広がるのだ。

 今まで簡単に行けなかったところへ行ける。これはクルマ好きに限らず、ほとんどの人が共感できることだろう。クルマはそれを効率的に実現するための最良の手段である。クルマを買ったことで、人生が豊かになった。友人もたくさんできた。こうしたことを挙げる人はかなり多かった。

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