中国・台湾で暮らした私が「ライドシェア」をもっと推進すべきと考える当然の理由 “日本版”は明らかな失敗作である!

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グローバルスタンダードと背離する「日本版ライドシェア」。日本のデジタル化の遅れやタクシー業界の影響もあり、健全な発展が阻害されている状況だ。

記録が残る運転歴

タクシー(画像:写真AC)
タクシー(画像:写真AC)

 最初は初心者であっても、ライドシェアの場合、経験を積めば積むほど、それがきちんと可視化される。中国でライドシェアに乗ったとき、累積運転回数と評価が一目でわかり、とても安心した。これに加えて、走行距離、運転歴、年齢、性別などを記載してもよいだろう。

「新人ドライバーは心配」と思う人は、経験の浅いドライバーが配車されそうになったら予約前にキャンセルしてもよい。

 行き先やルートは事前にアプリ上で伝えてあるので、ドライバーはカーナビに指示に従って運転すればよいだけ。

「裏道から行ってほしい」

といった細かい要求を乗客から聞く必要がなくなる。

 運営会社を通じてライドシェアにもタクシーと同等の保険に入るよう義務付ければ、万が一事故が起きた場合の対応もタクシーと変わらないだろう。

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