国道・高速道路の「上り・下り」 “定義”を知らない人が多すぎる!
道路の「上り・下り」は、起点から終点に向かう方向を指す。インター番号やキロポストを利用することでそれらを判断できるのだ。
道路にまつわるさまざまな用語
道路にはさまざまなルールや用語があり、私たちはそれらに基づいた共通認識を持って運転している。しかし実際には、よく知られていないものある。
そのひとつに、道路の
「上り・下り」
がある。よく「上り線・下り線」といわれるが、聞いたことはあっても実際にどのように定義されているのか知らない人も多いだろう。
日本では、一部の幹線道路とほとんどの国道、高速道路で上り・下りが定義されている。つまり、クルマを運転するとき、誰もがそのような道路を使うのが普通なのだ。
上り・下りを知ることは、よりスムーズな運転につながり、また運転に対する興味や好奇心も湧き、その質の向上にもつながるので、知っておいて損はない。
皆さんの運転がよりよいものになるよう、本稿では道路の上り・下りについてさまざまな角度から解説していく。