「車内で動き回るな」「釣り銭用意して」 バスドライバーを悩ませる乗客の迷惑行為の数々! 人員不足の原因は給料だけじゃなかった【連載】ホンネだらけの公共交通論(8)

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バスドライバーの賃金が同年代の他業種より低いことは、さまざまなところで言及されている。しかし、あまり注目されていないのは「重労働」である。

ストレス蓄積の危機

路線バス(画像:写真AC)
路線バス(画像:写真AC)

「2024年問題」でバスドライバー不足が問われるようになって久しい。彼らの給料が同年代の他業種に比べて低いという事実は、離職率や新規採用者数の減少の主な要因として、筆者(西山敏樹、都市工学者)もすでにさまざまなところで言及してきた。

 しかし、あまり注目されてこなかったのが

「重労働」

の問題である。筆者はバス業界の経営問題を研究しているため、バス事業者の現場をたびたび訪問し、ドライバーにインタビューしたり、コミュニケーションをとったりしている。

 そのなかで出てくるのが、ドライバーのストレスの蓄積をどう防ぐかという問題だ。バスを利用する側も、この問題をどう防ぐかを考え直す時期に来ているのではないだろうか。

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