ミニバンを買った子育てファミリーが陥る「車出し当番」の罠! クルマ自体は有能でも、現代人はつらいよ
子育て家庭が自動車を買い替える際に、どのようなポイントが重要なのかを考えてみたい。
長期的な視点が重要
通勤や旅行、買い物など生活に欠かせない自動車を、ライフスタイルに合わせて買い替える人は多い。子育て世帯の場合、買い替えのタイミングは子どもの成長や出産であることが多い。買い物に、通院に、子どもの送り迎えに、自動車は欠かせない。
買い替えは金額が大きいだけに、家計をベースに予算を組み、家族のニーズや優先順位を整理し、その範囲内で「わが家の車」を探すというプロセスは、1日や2日で終わるものではない。
まさに「車への道は一日して成らず」である。意見の相違もあるし、子どもが大きくなれば口出しもする。右往左往しながらわが家に合う車を探すのだ。
買い物がメインなら、小回りが利き、大容量の車が魅力的だ。家族でキャンプやバーベキューをするなら、休日の過ごし方を考えて自動車を選ぶ。
買い替えをした場合、約9年間は同じ車に乗り続けることになる。これは小学校から中学校までの義務教育期間と同じである。家族の相棒として、時間をかけて最高の自動車を購入したいものだ。