ミニバンを買った子育てファミリーが陥る「車出し当番」の罠! クルマ自体は有能でも、現代人はつらいよ

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子育て家庭が自動車を買い替える際に、どのようなポイントが重要なのかを考えてみたい。

便利なミニバンの「わな」

子育て世代の自動車イメージ(画像:写真AC)
子育て世代の自動車イメージ(画像:写真AC)

 子どもがふたり、3人と増えてくると、買い替えの必要性が待ったなしになる。そして、成長とともに自動車の役割も変わる。買い替えを検討する際は、子どもの年齢を考慮するのが無難だ。

 小学校高学年や中学入学前であれば、習い事やスポーツクラブ、中学校の部活の送迎車として活躍することもある。

 子育て世代としては、ミニバンを持っていると部活の送迎役、いわゆる「車出し当番」になりやすいことを頭に入れておきたい。筆者の周りで、スポーツ少年団や部活で「車出し当番」になっている家庭の多くは、圧倒的にミニバン所有者が多い。

 部活の送迎は中学3年生の夏休み前まで、つまり引退するまで続く。スポーツ少年団に所属している場合は、小学生から運転することもある。

 理想は欲しい自動車を購入することだが、子どもの年齢や学年によっては、使用が家庭内だけにとどまらないことも起こり得る。そのような役割を担いたくないのであれば、車種を吟味するのも一手だ。

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