超危険な「あおり運転」、実は両親からの影響だった? 英国の専門家が指摘する3つの理由とは
日本では53.5%のドライバーが「あおり運転」をされた経験がある。英国では、主要道路での死傷者の8人にひとりがあおり運転によるものだと報告されている。原因は何か。
あおり運転に関する心理

いったいどれだけの人があおり運転をする側にいるのか。
同局が発表した16~75歳の成人2500人を対象とした調査によれば、ドライバーの
「ほぼ4分の1(23%)」
が、少なくとも時々あおり運転をしていることを認めている(2024年3月8日付け、『RAC』)。
神経言語学の専門家レベッカ・ロックウッド氏は、あおり運転をやってしまう人たちの背景について、いくつか示唆している(2023年5月5日付け『STARTRESCUE.CO.UK』)。
・生活上の他のストレスが運転習慣に波及する可能性
・両親があおり運転するのを見て育ち、それに倣う可能性
・他の車に実際の人間が乗っていることを忘れてしまう可能性
なんともいい難いが、日本自動車連盟(JAF)のような組織であるRACの交通安全広報担当者であるロッド・デニス氏は、あおり運転撲滅のために人々が変わる必要があると訴える。
「簡単にいえば、中央車線での独り占めやあおり運転は、単なるドライバーに対する迷惑行為ではなく、道路上の全員を危険にさらすものです。例えば、他のドライバーのすぐ後ろについていると、前のドライバーが何らかの理由で急ブレーキを踏んだ場合、簡単に重大な衝突につながる可能性があります」
「調査対象となったドライバーのほぼ4人にひとりが英国の高速道路や交通量の多い道路でもあおり運転をしているという事実に戦慄(せんりつ)します」
「こうした習慣を直すのが難しいと感じる人もいるかもしれません。しかしだからこそ、このキャンペーンは非常に重要なのです。自身の運転が他の人に与える影響を理解することで、私たちひとりひとりが道路の安全に真の変化をもたらすことができます」
なお、英国でも日本同様、通常は前の車と2秒間隔を開けることを推奨している。