クルマも“美肌ケア”の時代? 高価格な「ノンブラシ洗車機」が今注目されている理由
洗車が好きなユーザーは一定数いる。そんななか、洗車業界で注目されているのが「ノンブラシ洗車機」だ。そのメリットとは何か。
弱点や課題点

一方、ノンブラシ洗車機には導入コストが高いという問題がある。これは、高度な技術を必要とするため、製造や設置にコストがかかることが主な原因だ。
一般的な価格を比較すると、ブラシ式洗車機の最安値は300円、ノンブラシ洗車機の最安値は600~800円である。これは設置コストが高いためで、普及の大きなハードルとなっている。
また、ノンブラシ洗車機の弱点として、頑固な汚れ、水あか、イオンデポジット、ウオータースポットを完全に除去することが難しいことが挙げられる。特にコーティングしていないクルマの場合、ワックスから流れた油脂分が付着することもある。
このようなデメリットがあるにもかかわらず、ノンブラシ洗車機は高級車のオーナーや、新車など大切なクルマを傷つけたくないドライバー、環境意識の高いユーザーから支持を集めている。
導入コストの高さが解消されれば、ノンブラシ洗車は今後ますます普及することが予想される。