独自「さんふらわあ基準」で船内感染予防対策 全船「医療機関レベル」の空気清浄度に

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相部屋の風景も変わっている。
さんふらわあ さつま(画像:フェリーさんふらわあ)。
さんふらわあ さつま(画像:フェリーさんふらわあ)。

 関西~九州のカーフェリー3航路を運航するフェリーさんふらわあが、2020年12月16日(水)にも全船の抗菌・抗ウイルス施工を完了させる見込みだ。

 同社は新型コロナウイルス感染予防対策として、日本旅客船協会が定める新型コロナウイルス感染予防対策ガイドラインの遵守に加え、独自の「さんふらわあ基準」を設けて、船内を医療機関レベルの空気清浄度に保つ取り組みを進めているという。その一環として、11月から全船の抗菌・抗ウイルスコーティング加工を順次行っているということだ。

 またこれまでにも、エアコンへの抗菌・抗ウイルスフィルターの取り付け、業務用空気清浄機の導入といった取り組みのほか、清掃業者はダイヤモンドプリンセス号の除菌消毒作業を実施した会社が提供する除菌研修を終了しており、手に触れやすい箇所の消毒を徹底して行っているという。

 なお、船内の空気は船種や船内の場所により異なるが、おおむね10分から19分で外気と入れ替わるよう換気しているとのこと。また、相部屋の「ツーリスト」は1区画空けて配席するなど、ソーシャルディスタンスの確保に努めているそうだ。(提供:乗りものニュース)

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