ANA羽田2タミ「国際線増便」の光と影! 内際乗り継ぎ超向上も、逃れられぬ「人員不足」という現実問題
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ANAは、夏ダイヤの初日となる3月31日から、第2ターミナルの国際線の出発便数を16便から26便に増やす。その効果とは。
グラハン課題と航空業界の未来

グランドハンドリングも同様だ。空港関連の仕事は一見華やかに見えるが、航空会社の正社員以外の賃金水準は決して高くない。加えて、コロナ禍はこの業界の不安定さを露呈した。
その結果、以前は人気職種だったグランドスタッフでさえ、職場復帰していない状況だ。2023年5月のコロナ禍による第5種への移行による問題の終息や景気の好転により、状況は徐々に改善されつつあるようだが、いつまたどのような「イベントリスク」が発生するかわからない。
そうしたリスクに対応できる体制を構築しておかなければ、第2ターミナルの旅客対応に大きな支障が出てくる日も近いかもしれない。現に、航空会社はグランドハンドリングなどの人材確保に苦労していると聞く。
このような問題はあるものの、ANAの羽田空港における事業展開に関する画期的な新方針は前向きにとらえるべきだろう。4月以降、羽田空港の旅客流動がどのように変化するのか、その結果、バス会社などがどのようなビジネスの事業変更を求めるのか、興味深いところだ。