快適な乗り心地を実現する「エアサス」高級車への採用が増えているワケ

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エアサスことエアサスペンションは、高級車への採用が増えているという。いったいなぜか。

高級車に増えている理由

車高を下げたクルマ(画像:写真AC)
車高を下げたクルマ(画像:写真AC)

 日本では、バブル期(1986~1991年頃)に高級車の象徴としてエアサスを装備したクルマが多く登場した。日産「シーマ」に代表されるように、高級車や高級スポーツカーに多く、その特別な走りが称賛された。

 当時は輸入車よりも国産車に多く搭載されていたエアサスだが、現在では外国車の高級ブランドを中心に広く採用されている印象だ。

 現在のエアサスは技術が進歩してセッティングの自由度が増し、エアサスらしいソフトな乗り心地を実現している。また、走行モードによっては硬めの乗り心地も選択できる。また、信頼性や耐久性も向上したため、外国製高級車への採用も増えているのだ。

 もうひとつの理由は、エアサス自体が高価な装備であることだ。例えば、エアサスキットの後付けには最低でも40万円から90万円ほどかかり、取り付け工賃も10万円を超えることが多い。これがエアサス装着車が高級車である理由のひとつである。

 実際にエアサスを搭載した新車を発売した日本車では、トヨタ自動車のセンチュリーやランドクルーザーなどがある。外国車の新車では、メルセデス・ベンツのEクラス、Sクラスが代表的で、BMW、アウディ、ポルシェなどからも発売されている。いずれも販売価格が1000万円近い高級ブランド車である。

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