高級車なのに「アルファード」人気が衰えない根本理由 エルグランド・オデッセイを圧倒? その魅力を再考する
他メーカー、他サイズのクルマが数多く並ぶなか、価格的には高級車に分類されるアルファードがなぜ売れているのか。
優れたリセールバリューの秘密

アルファードは高級ミニバンなので本体価格は高いが、リセールバリュー(再販価値)が非常によいことは、もはや周知の事実だろう。中古車市場でも人気が高く、中古車販売大手ネクステージ(名古屋市)が運営するSUV専門店「SUV LAND」のウェブサイトには
「アルファード新車購入時の残価率は3年後でも約60%を超え、5年後でも約50%近くと高い残価率をキープしています」(2021年9月6日コラム記事より)
と紹介されている。
新車を買うなら現行モデルで最低550万円は必要。上級グレードを買えば価格は上がる。しかし、乗り終わった後に高値で買い取られることがわかっていれば、購入時の負担を減らすことができる。このリセールバリューが非常に高いことも、アルファード人気の大きな理由だ。
現在、アルファードを新車で購入しようとすると、納車まで最低でも1年はかかると予想されている。受注が停止され、注文するだけでも抽選が必要なのだから、新車購入までの道のりは果てしなく長い。
それでもアルファードの人気は高い。この勢いは当分続きそうだ。買うチャンスがあるのなら、満足度やリセールバリューの面でも買って損はないだろう。
高級ミニバンの“王者”として君臨し、今後も販売台数を伸ばしていくアルファードに、他のメーカーや車種がどう対抗していくのか、その戦いの今後に注目したい。