NEXCOのサービスエリアにある3社の「ビミョ~な違い」をご存じか

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高速道路を上手に利用するためには、管轄エリアの微妙な違いを理解する必要がある。本稿ではこれを解説する。

長距離ドライブの“お得感”

日本地図。ETC周遊割引は時期によって展開されている対象エリアが異なる(画像:写真AC)
日本地図。ETC周遊割引は時期によって展開されている対象エリアが異なる(画像:写真AC)

 NEXCOでは、ETC限定の周遊割引サービスを実施している。事前にNEXCO各社のウェブサイトから

・利用日時
・ETC車載器の車載器番号
・ETCカードの番号

を入力することで、対象エリアの高速道路を定額で乗り降りできる。

 このサービスは長距離ドライブに最適で、私も周遊割引を利用して東北、長野、新潟までドライブしたことがある。実際、高速道路を利用した場合、通常の高速料金よりも1万円以上お得になるので、かなりオススメである。

 周遊割引は、NEXCO各社が独自にサービスを展開しているため、対象エリアは各社によって異なり、基本的には各社の管轄エリアとなる。

 私が「東北観光フリーパス」を利用した際、最初のICと最後のIC、つまり首都圏側で利用するICはNEXCO東日本管内に限られ、中央自動車道はNEXCO中日本管内のため対象外だった。そのため、本来なら八王子ICで乗り降りするところを、圏央道のあきる野ICを利用した(圏央道は、あきる野ICから関越道・東北道方面はNEXCO東日本、中央道・東名方面はNEXCO中日本が管轄する)。

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