自家用車に「アイドリングストップキャンセラー」を取り付ける人が減らないワケ SDGs時代なのになぜ?

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アイドリングストップは人気機能のように思えるが、実際はそうでもない。煩わしく感じてキャンセラーを取り付けるドライバーもいる。なぜか。

運転時の違和感

アイドリングストップ中はエアコンが使えないというデメリットが(画像:写真AC)
アイドリングストップ中はエアコンが使えないというデメリットが(画像:写真AC)

 アイドリングストップはエコでお得なはず。あえてキャンセルしたくなる理由は、メリットよりもデメリットの方が大きいからだ。一番大きいのは、運転時の“違和感”だ。マツダの「i-stop」は、一般的なアイドリングストップの半分の約0.35秒でエンジンを再始動させる。しかし、アイドリングストップからエンジン再始動後の発進まではどうしても違和感がある。

 実際、ストップ&ゴーを繰り返す渋滞時や右折待ちでタイミングよく発進したいときなど、わずかなタイムラグでもドライバーにとってはストレスになる。エンジン再始動時の騒音や振動も、頻繁に繰り返されると煩わしいものだ。

 アイドリングストップ中はエアコンが使えないのもデメリットだ。真夏の信号待ちなどでアイドリングストップをすると、すぐにエアコンが送風を始め、車内の温度が上がってしまう。エンジンの再始動が繰り返されることによる、他の部分への負荷も見逃せない。セルモーターの使用頻度が上がり、部品の消耗が激しくなる。バッテリーもエンジンの再始動によって酷使され、バッテリーの寿命を縮めることになる。

 バッテリーメーカーであるGSユアサバッテリー(東京都港区)のウェブサイトによると、上記のダイハツ・タントLに適合するバッテリーの製品保証は、標準車が36か月または10万km、アイドリングストップ搭載車が24か月または4万kmとなっている。アイドリングストップ搭載車の方が保証期間が短い。これは、アイドリングストップがバッテリーを過酷な使用条件下に置くことを示している。

 実際、アイドリングストップ搭載車にはキャンセルボタンがある。これにより、アイドリングストップ機能をオフにできる。ただし、エンジンを切るたびにリセットされる。そのため、エンジンをかけるたびにオフにしなければならず、煩わしいと感じるユーザーもいる。そこで、社外品のアイドリングストップキャンセラーを搭載することで、アイドリングストップ機能を完全にオフにするのだ。

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