前代未聞? 大阪で進む「ホコ天」計画をご存じか

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「人中心のストリート」を掲げるプロジェクトで、大阪市中心部に新たな「ホコテン」が誕生しつつある。その未来とは。

大阪市、2030年代の未来

歩道の拡幅工事が完成しつつある御堂筋南部。合わせて自転車走行空間の整備も行われている。将来的には道路全体を歩行者天国とする計画だ。大阪市中央区(画像:若杉優貴)
歩道の拡幅工事が完成しつつある御堂筋南部。合わせて自転車走行空間の整備も行われている。将来的には道路全体を歩行者天国とする計画だ。大阪市中央区(画像:若杉優貴)

 大阪市各地で進む人中心をめざした街づくり。特に国内では前代未聞ともいえるメインストリートのホコテン化について、大阪市は「世界最新モデルとなる」ものとしている。

 大阪市内では、梅田貨物駅跡地を活用した「うめきた再開発」、市街地を南北に走る鉄道「なにわ筋線」の建設や、湾岸部のIR(統合型リゾート)開発計画など各地で大型プロジェクトが進行中だが、それらは御堂筋のホコテン化までに全て完成する予定となっている。

 御堂筋のホコテン化が完成した2030年代の大阪の街は、果たしてどういった顔を見せてくれるのか――。そして、大阪市が主導した人中心の街づくりは、他の都市へと広がりを見せているのだろうか。

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