普段は韓国批判ばかりなのに、「韓国軍機」が邦人退避支援したらなぜか黙ってしまった人に欠ける「正しい歴史認識」
韓国人163人、日本人51人、シンガポール人6人が輸送機「KC-330」に搭乗し、10月14日夜に韓国の城南(ソンナム)ソウル空港に無事到着した。韓国までの移動が無料であった。
韓国国防省の快挙
パレスチナ自治区ガザ地区を中心とした地域情勢は、さらなる緊迫の度合いを増している。このような危機的状況下、各国は自国民の安全確保を急ぎ、退避活動を進めている。なかでも、現地に駆けつけた韓国軍救援機の人道的配慮は大きな反響を呼んでいる。
韓国国防省と外務省の発表によれば、韓国空軍の輸送機は10月13日にイスラエルのテルアビブに到着。この輸送機は、韓国国民の退避支援を目的としていたが、先に韓国人に座席が配分された後、余った座席に日本人を含む他国籍の市民が搭乗する提案がなされたのである。結果として、
・韓国人:163人
・日本人:51人
・シンガポール人:6人
の計220人が輸送機「KC-330」に搭乗し、10月14日夜に韓国の城南(ソンナム)ソウル空港に無事到着した。
しかも、韓国軍の輸送機での退避活動は、韓国までの移動が無料であったのに対して、日本政府が準備したチャーター機は、ひとりあたり約3万円を請求する予定であることが明らかになり、韓国への称賛が強まることとなった。
今回の出来事を通じて、普段韓国に対して否定的な感情を抱いている人たちが、どれだけ偏った情報や先入観に基づいて意見を形成しているのかということが浮き彫りになった。