JAL20年ぶりの国際線フラッグシップ 新プレミアムエコノミーはもはや「ビジネスクラス」レベルである

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JALは年内に、長距離国際線の新型機「エアバスA350-1000」を投入する予定だ。国際線に新しい客室仕様が導入されるのは、2002年に導入されたボーイングB777-300ER型機以来20年ぶりとなる。

顧客ニーズに合わせた選択肢の幅

 サービス面では、従来のプレミアムエコノミークラスがエコノミーに近い仕様であったのに対し、JALの新しいプレミアムエコノミークラスはビジネスクラスレベルである。ファーストクラス、ビジネスクラス、プレミアムエコノミークラスを比較した場合、最もコストパフォーマンスに優れているのではないだろうか。

 つまり、

「ファーストクラスやビジネスクラスでなければならない理由」

はあまり見当たらない。

 前述したように、他の航空会社もビジネスクラスに次々と新仕様を導入しており、利用者にとっては魅力的な選択肢となっている。A350-1000型機の導入は、今後のJALの競争力に大きな影響を与えるだろう。

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