90年代「軽ワゴン」はなぜ中年男子を魅了するのか? 遊び心満載&使い勝手最高、スチャダラBoseも大絶賛【連載】90’s ノスタルジア・オン・ホイールズ(1)

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1990年代は、バブル崩壊後も未来への夢と希望に満ち、国内の自動車産業も活況を呈していた。本連載では、当時のクルマ文化を探るとともに、興奮を読者に甦らせる。

まだある遊べるクルマ

スバル・ドミンゴ2代目(画像:Tennen-Gas)
スバル・ドミンゴ2代目(画像:Tennen-Gas)

 さて、古い軽ワンボックスが楽しそうなのはわかった。だができれば

「もう少し余裕があるクルマ」

が欲しい――こんな感想を抱いた人もいるのではないだろうか。

 大丈夫、そういう人にはスバル・ドミンゴがある。発売されていたのは1983(昭和58)年から1998(平成10)年まで。

 軽ワンボックスのサンバーの車体サイズを少々拡大。初期型では1000cc、モデルチェンジ後は1200ccのエンジンを積んでいた、まさしくちょっと余裕があるモデルだった。1990年代の遊べるクルマ。探せばまだまだある。

 最後にBose氏の原文を貼っておく。

「90年代の軽ワゴンが、車好きの中年男子にとって、今パーフェクトなチョイスなんじゃないかと思い、95年式ダイハツアトレーを購入しました! 5速マニュアルの4WDターボで走りは軽快、イイ感じに未来っぽい絶妙なデザイン、コスミックルーフで屋根が空いたり、大胆な発想のシートアレンジも楽しく、まだまだ景気が良かった時代の贅沢な仕様も嬉しい。もちろん荷物はめちゃくちゃ載るし、都会の狭い路地から高速道路まで余裕の走りにも大満足! そして、安い!笑 インスタで探すと、国内よりも海外の人たちの方が、その魅力にビンビン来てるみたいですね。ボディカラー、タイヤ、ホイールなんかを変えたり、この先のカスタムも無限の可能性あるし、とにかく最高です」

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