物流危機を理解できない岸田内閣! 再配達削減で「置き配ポイント」付与というピンボケ提案、もはや怒る気すらおきません
政府が調整している2024年問題の緊急対策案が、明らかになった。その内容はもはや“机上の空論”としかいいようがなく、久しぶりに椅子から転げ落ちそうな感覚を味わった。
どこが緊急対策なのか

長々と不満を書き連ねてきたが、要するに最もいいたいことはこれだ。
政府の緊急対策は大見えを切っておきながら、ピントが極めてズレているだけでなく、緊急でも何でもない、非常にのろまな案でしかない。当該の官僚や政治家は、トラックドライバーの助手として働き、彼らの実情を知ることから始めたほうがいい。
現政府の経済政策は、現実から目をそらした“机上の空論”としかいいようがないが、今回の1件については、久しぶりに椅子から転げ落ちそうな感覚を味わった。同じ思いの業界関係者は少なくないだろう。もはや、怒る気すら起きない。