古い軍用機の「修復ビジネス」が日本で存在しないワケ

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日本で保存・展示されている航空機のなかには、エンジンそのものの状態は悪くなさそうな機体もある。とすれば、これらの機体を日本で整備し、始動可能な状態にしておけば、新たな航空関連ビジネスの可能性があるかもしれない。

新たな航空関連ビジネスの可能性

プレーンズ・オブ・フェイムで保管展示されている海軍局地戦闘機雷電。修復は最低限でありエンジン始動もできない。修復待ちの状態だが、そのめどは立っていない(画像:守山進)
プレーンズ・オブ・フェイムで保管展示されている海軍局地戦闘機雷電。修復は最低限でありエンジン始動もできない。修復待ちの状態だが、そのめどは立っていない(画像:守山進)

 現在、日本で保存・展示されている機体のなかには、エンジンそのものの状態は悪くなさそうな機体もある。とすれば、これらの機体を日本で整備し、始動可能な状態にしておけば、新たな航空関連ビジネスの可能性があるかもしれない。

 これは関係企業の意向を無視した部外者の考えだが、ビジネスとして成り立つのであれば、引き受ける企業がないとはいい切れない。

 もちろん、博物館運営においてこのようなやり方に賛否両論あることは理解している。しかし、博物館の継続的な安定運営と予算確保を目指す上では、関連する周辺事業の可能性とともに、検討する価値があるのではないだろうか。

 年に数回でもいいから、博物館の航空機のエンジン始動イベントなどが開催されれば、実に痛快である。

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