コロナ禍でオワコン扱いだった「エアバスA380」が一転、重宝され始めた切実理由
エアバスA380は、世界最大のジェット旅客機である。その異様な大きさと四つのエンジンと2階建ての客室により、見ただけでそれとわかる存在感がある。そんな航空機が戻ってきつつある。
今秋から次々と投入
エアバスA380は、世界最大のジェット旅客機である。その異様な大きさと四つのエンジンと2階建ての客室により、見ただけでそれとわかる存在感がある。そんな航空機が戻ってきつつある。
8月30日に、ANAは2023年度の国際線路線・便数計画の変更を発表した。2023年12月6日から、成田~ホノルル線の週14往復全便をA380で運行する。これにより、成田~ホノルル線の座席数は、新型コロナウイルス感染拡大前も含めて過去最高となる。
シンガポール航空も、2023年10月29日から成田~シンガポール線にA380を復活させる。また、2024年夏のフライトからシンガポール~フランクフルト線に再びA380を投入する予定だ。
このほか、アシアナ航空も2023年6月に続いて、期間限定で10月に成田~ソウル線にA380を投入するほか、2024年夏からソウル~フランクフルト線もA380を復活させるとの情報もある。