glafit、一挙10億円の資金調達 マイクロモビリティの開発と環境整備を加速

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ペダル付き電動バイクや、立ち乗り式電動スクーターを製造するglafitが、約10億円の資金調達を実施。和歌山のいちベンチャーだった同社が一気に事業を拡大することで、マイクロモビリティ市場は大きく変わるかもしれない。

glafit 一気に事業拡大か

glafitの「X-SCOOTER LOM」(画像:glafit)。
glafitの「X-SCOOTER LOM」(画像:glafit)。

 ペダル付き電動バイク「GFR」シリーズや、立ち乗りタイプの電動スクーター「X-SCOOTER LOM」を開発・製造するglafitが2021年11月24日(水)、約10億円の資金調達を行ったと発表した。

 トヨタ自動車が出資し、スパークス・グループが運営する未来創生2号ファンドをリード投資家とするシリーズ Bラウンドにて、三菱UFJを始めとする銀行系のベンチャーキャピタル、パナソニック、ヤマハ発動機といった事業会社、個人投資家を引受先とする第三者割当増資を行った。個人投資家にはアイ・オー・データ機器会長の細野昭雄氏が名を連ねる。

 今回の資金調達を通じ、当社はさらなるプロダクト開発を進め、マーケティングを積極化する。また、マイクロモビリティを利用しやすい環境整備(法律、走行レーン、シェアリングなどの乗り方に関する規制や仕組み)を主導することで、マイクロモビリティのリーディング・カンパニーを目指すという。

 和歌山のいちベンチャーであるglafitは2017年、クラウドファンディングサービス「makuake」でGFRシリーズを販売し、当時における国内クラウドファンディング史上最高となる1億718万円以上の資金を調達したことで名を挙げた。2019年にはヤマハと資本業務提携を結んだほか、2021年にはGFRシリーズの法的な扱いを「原付」から「自転車」へ変化させる「モビチェン」について、国内で初めて警察庁から認可を取り付けるなどしている。

 今回の資金調達とともに、glafitは業務拡大を見据え採用も強化。財務コントローラーからマーケター、メカとソフトウェア双方のエンジニアまで幅広く募集している。