トヨタ系自動車部品メーカーが、なぜか「ゲーミングキーボード」を作った理由

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5月、ゲーミングキーボード「ZENAIM KEYBOARD」が発売された。ZENAIMはトヨタ系の自動車部品メーカー東海理化が立ち上げたゲーミングギアブランドだ。いったいなぜか。

企業変革への第一歩

VUCAのイメージ(画像:写真AC)
VUCAのイメージ(画像:写真AC)

 現代は、

・Volatility(変動性)
・Uncertainly(不確実性)
・Complexity(複雑性)
・Ambiguity(曖昧性)

の頭文字をとった「VUCA」の時代に入ったと言われている。つまり、予測不可能な社会ということだ。

 例えば、従来では考えられなかったような予想外の競合企業が出現する可能性がある。ソニーのEV業界への参入は記憶に新しいだろう。

 これ以外にも、アップルのようなIT系企業のEV参入など、異業種からの参入が相次いでいる。今後も思わぬライバルが登場する可能性があり、自動車業界にとってはまさに試練の時代である。

 先の読めない時代だからこそ、自らトレンドを読み、ユーザーが必要とするものを開発しなければならない。これは、完成車メーカーの要望に応えることでビジネスを成り立たせてきた自動車部品メーカーにとって、大きな課題である。

 そのなかでZENAIMは、高い技術力でエンドユーザーに直接新しい価値を提供してきた好例といえる。東海理化の企業理念は「感動をカタチにする」。東海理化には、長い歴史の中で培ってきたノウハウを活かし、さまざまな業種の人々に感動を届けることで、VUCA時代を生き抜く企業へと変貌を遂げてほしい。

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